「日本書紀」に登場する八女津媛について

「日本書紀」(巻第7)

 

 第12代景行天皇は、7月7日に八女に入りました。この時藤山を越えて南の粟岬の方を見て、「山の稜線が重なって何とうつくしいのだ、神でも住んでおられるのか」と、いわれました。 

 この時道案内をしていた、水沼県主猿大海(ミヌマノアガタヌシサルオオミ)が、「女神(ひめがみ)がいらっしゃいます、名前を八女津媛といいます、いつも山の中にいらっしゃいます」と、申し上げました。

 八女(やめ)国という名はここから付きました。